昨日は営業後に今年最後のスタッフ撮影。
撮影と言っても、一般的なヘアカタログみたいな
撮影はほとんど行っておりません。
ECLATの撮影は一枚の絵を描くのと同じ。
最終的に一枚の絵として、作品として
完成することがテーマです。
ヘアカタと言うよりアートの写真集の1ページと言った感じ。
我々がアシスタント時代から
そう言う見方が出来るように育ってきた。
先日、今日の撮影のテスト撮りをした時に
そのテストの上がりを見たスタッフが
「絵みたいですね」と言いました。
それで正解なのです。
人と背景とが一体になって
バランス良く絵として完成させられるか
これが出来ることが、
デザイナーとして最終的にお客様のヘアデザインを
クロスから出た、首から上だけのものでなく
全体や背景と共にデザイン出来るのです。
良くあるヘアカタログは大体首や肩から上のものばかり。
そう言うサロンって鏡も首から上しか映らない鏡を使っている。
下手したらサロンのどこを見渡しても
全身が映る鏡がない場合もある。
ECLATの鏡は全て全身が映る鏡。
なんと待合にも全身が映る鏡。
お会計の時に前後が360度確認出来るように
設計されています。
お客様がヘアカタログを見て
「これって似合いますか?」と聞かれることがありますが
それは大体顔に合うかという意味の質問の事が多い。
顔には合うけど雰囲気やキャラにはね〜、とか
あなたのファッションのジャンルとはね〜、とか
ハッキリ答えるようにしています。
顔に合わせるのは簡単なんです。
小顔カットとか良く言いますが
オーダーされない限り大顔カットなんてしないし・・・
しかし、全体と合うかと言うと・・・
私たちは実はそこまで考えていますし
そこが分からないとデビューは出来ません。
成りたかったから成りきること
誰にも同じチャンスがあるのですから。
